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OSPFの復習です。 そもそもEther環境などなら設定は以下だけで動きます。 (config)#router ospf プロセスID (config-router)#network IPアドレス ワイルドカードマスク area エリア番号 ではこのIPアドレスとワイルドカードマスクは何なのか。 一見すると、「network 192.168.1.0 0.0.0.255 area 0」 のように広報するネットワークを知らせてるように見えます。 でもこのコマンドはワイルドカードに含まれるIPを持つインターフェースで、 OSPFを有効にしてるだけなんですよね。 192.168.1.1/32 192.168.1.2/32 192.168.1.3/32 という3つのインターフェースを持っていたら、 3つのネットワークでOSPFが有効になります。 さて更に有効になるとはいかなることか。 ネイバーの自動選出のある「ブロードキャスト」、「point to multipoint」、 「point to point」ならマルチキャストしてネイバー選出します。 手動で設定されていればHelloを送ります。 後はDRを選出したりしなかったりしてAdjacencyになったりします。 すでにAdjacencyのあるネットワークにはそのネットワークをアドバタイズします。 で話を戻してnetworkコマンド。 192.168.1.100/24というインターフェースがあるとします。 このインターフェースでOSPFを有効にするのは以下どちらでもOKです。 (config-router)#network 192.168.1.0 0.0.0.255 area 0 (config-router)#network 192.168.1.100 0.0.0.0 area 0 どっちも合っているので設定する人の好み次第ですかね。
by h58net2
| 2005-01-14 23:24
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